香り
五感の一つである嗅覚。
においの感じ方は人それぞれであり、表現方法も様々である。
においは大きく3つの言葉が使われており、
良いにおいを表す「香り」、嫌なにおいを表す「臭い」、
良いにおいも嫌なにおいもすべてのにおいを表す「匂い」がある。
人間の嗅覚は他の動物と比べてさほど発達していないと言われているが、
人の香り、食べ物の香り、草木の香り、アロマの香りなど、
日常で様々なにおいを感じて生活している。
日本の歴史には、
香りを活用した文化である日本三大芸道の一つ「香道」があり、
古くから親しまれている。
また、香りを使って子どもの感性を育てる取り組み「香育」も始まっている。
さらに、香りには、
自己表現として身にまとう、空間に漂う、消臭、気分転換等、多様な面がある。
香りの特性や文化・流行を知り、
まちづくりにおける香りとはどうあるべきか、
これからの豊かな人生を送るための香りの使い方を探る。
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