昭和61年8月4日台風10号小貝川大水害
災害種別・名称
洪水
昭和61年8月4日台風10号小貝川大水害
体験場所・内容
自宅(木造一棟建て二階)茨城県下館市(現茨城県筑西市)
台風による床上浸水
体験者の専門分野
営業事務部門
被災時の状況
- 昭和61年8月のまだ明るい夕方、台風の影響で降り続いた雨がたまって、辺りー面海のようになってしまいました。すぐに自家用車で移動しようとしましたが、道路がわからず断念しました。
- 夜八時ごろ消防車が警戒注意をしておりましたので、その間一階の畳や家財道具を二階へ運びました。
- 近くを流れる勤行川の堤防が決壊し、階段4段目ぐらいまでの床上浸水になりました。
- 翌朝、救命ボートに乗り小学校の体育館へ避難しました。
被災直後の状況
- 堤防の決壊が何箇所かあったため、濁流が引くまでは避難生活でした。
- 断水が何日も続き、被害のない方が飲料水を無料で配布してくれました。
- 市職員が床下の消毒に何回か来ましたが、12月末まで床は開けたままでした。
- 家の庭や道路に魚などたくさん流れてきていました。
- 立体交差に水がたまり通行できなくなり、被災地へ近づくことができませんでした。
教訓
- 災害や非常時に備え、必要最小限のものは準備しておくことが重要です。
- 台風の場合、まさか大丈夫だろうと油断せず、早めの対応が身を守ります。