土木遺産XII
〜北米発展の礎となった土木技術〜
アメリカは1776年7月4日の独立宣言の後、
植民地から解放され独自の道を歩んだ。
一方、カナダは1867年にイギリスの自治領となり、
1931年に事実上独立国家となった。
そして現在、
世界第1位の経済大国となったアメリカと第11位のカナダ。
その発展にはインフラ整備が大きな役割りを果たして来た。
五大湖を結ぶ運河、
大都市の発展を支えた長大橋や大ダム、
そしてゴールドラッシュに沸いた鉄道など。
今でも使われているこれらの施設を巡ることで、
北米大陸発展の礎となった土木技術と人々の英知を紐解きたい。
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