福岡県西方沖地震

JCCAの活動成果

福岡県西方沖地震

災害種別・名称

地震
福岡県西方沖地震

体験場所・内容

天神付近ビル6F
地震による社屋内被害など

体験者の専門分野

鉄道設計系技術者

被災時の状況

  • 休日出勤中に地震が発生した。社内にいたのは1名。激しい震動のため、立っていることは困難であった。
  • 机にしがみつくのが精一杯で、机の下などに避難する余裕はなく、ディスプレイ等の大きなものが落下してくるため、座布団等で頭を守ることしか出来なかった。

 

被災直後の状況

  • 営業部は、資料類が散乱してディスプレイの転倒。技術部は、本棚等が転倒してディスプレイや本類の落下。また、棚の転倒によりコピー機が押し出された。
  • あまりの揺れに建物が倒壊するのではと頭をよぎったが、本建物への被害は少なかった。
  • ビルの上の階ほど揺れがひどかったようだ。
  • 他のビルでは、窓ガラス等が地上へ落下している状況が見受けられた。

 

教訓

  • 本棚やディスプレイ等、壁に固定するなり装置・テープを利用するなりして、補強をしておく必要がある。
  • 災害時にスムーズな行動・非難避難が行えるよう、机周りの整理や避難訓練を行う必要がある。
  • 震動が落ちついた後、火災(火元確認等)に関した内容が頭に浮かばなかった。個人的にも危機管理の意識を高くする必要がある。
  • 休日だったこともあるが、本社との連絡がスムーズに行うことができなかったので災害時の連絡体制を再確認したほうがよい。
  • 窓ガラス等の落下もあったので、構造物自身の改善策も必要と思う。
  • 災害はどこの場所でも起こりえることを再確認し、地域一帯の災害対策活動の必要性を改めて感じた。

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