研究所の紹介

JCCAの紹介と理念

 日本社会は、人口減少の時代をむかえ、これまで社会を支えてきたシステムは大きな変革を迫られています。

 こうした状況の中でも、将来に禍根を残すことなく、安全で、美しく、活力のある国土を形成するためには、良質な社会資本の着実な蓄積とともに、適切な機能を引き続き保持することが重要です。変革の時代において、社会資本の整備・保全のシステムについても様々なものが生まれ、これに伴い事業主体と設計者と施工者の関係も多様な形態がとられるようになってきています。また、情報技術の進展によっても様々な技術やシステムに変革が生じており、建設コンサルタントの業務環境に大きな影響をもたらしています。

 建設コンサルタント業が産業として、今後とも社会資本整備保全の中枢を担っていくためには、こうした社会・経済の動向を的確に把握するとともに、

  • 建設コンサルタント技術者のあるべき姿とそのための教育訓練
  • 社会資本整備のあり方と建設コンサルタントの役割
  • 社会・経済システムの変革に伴うニュービジネスの開拓

等の課題について、常に、幅広く研究を行い、その成果を啓蒙・教育・訓練により、技術者の資質の向上に反映させていくことが必要です。

 本協会では、こうした課題について、継続的に対応し、実効性の高い成果を得るために、会員企業の技術者による各種委員会活動を展開するほか、「インフラストラクチャー研究所」を設置して、専任の研究員を置き、業界としての共通・根本的あるいは先進的な課題に取り組んでいます。

インフラストラクチャー研究所からの情報提供

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